ヤマハさんはサクソフォンの分野でリミテッドモデルをリリースされておりまして、
今回も期待に応えてくれましたね。
3モデルが発売中です。
YAS-875EXNMPとYAS-62NM、そしてYAS-62SNMの3本です。
当ブログでのおすすめモデルはズバリ!
YAS-62SNMです。
全身ギン(銀)ギラギンの1本です!
管理人としましてもそもそもベースモデルのYAS-62Sは超おすすめの1本です。
YAS-62では少し音色が軽やかかな?とか、もうほんの少し吹きごたえがほしい!
という人にはまさにぴったりなモデルで、
シルバープレートにより程よくダークな成分が音色に乗っかってきます。
バランス的にも非常に優れており、
DaveKoz氏、ジャッキーマクリーン氏(かつて)も使用する、世界的な評価を得ているモデルです。
シルバープレートモデルは特に別格扱いです。
「バランス的には普通の超サイヤ人が一番良い」(注:ドラゴンボールネタです)
という格言があるように、
やっぱりこれが一番!超サイヤ人のようなアルトです。
さて!
限定モデルではけっこうカスタムが施されておりまして、
★カスタムAV1ネック、ネック特別彫刻、全体銀メッキ仕上げ
カスタムネックが標準でついてきます。
ネックには標準モデルにはない彫刻付きですね。
これはカッコいい。
通常62モデルは62専用ネックとなりますのでV1ネックは吹奏感が変わってきますよ。
★メタルサムフック&サムレスト(銀メッキ仕上げ)
樹脂製からメタルに変更されさらにはシルバープレートがかかっています。
思った以上にこのパーツの変更は変化を感じやすいですよ。
標準モデルより音は大きめになるかもしれません。
好みの問題ではありますが。
★ローレット模様入りの胴輪の採用
直接大きく音色や吹奏感にはかかわらないとは思いますが、これは初代62の仕様にもありました。
ビンテージのセルマーがそもそもこのような仕様だったかと思います。
いずれにせよ特別感が出てカッコいいです。
後からカスタムできない場所なのでメーカー限定モデルらしい、
これぞ限定モデルっておしゃれポイントです。
★ライヤー変更
うーん、これはけっこう影響あると思います。
例えばヤナギサワの992と902は共にプロモデルですが、902はキーポスト等を「あえて」省くことにより軽量化されています。
吹奏感も軽やかで、息の入りは902(901も)は抜群にスムーズです。
あえてライトモデルの901、902を選ぶプロもいるぐらいですから、全体的にこの62SNMは重くするところと軽くするところのバランスにこだわって設計されたのではと思います。
ヤマハの限定サックスは、Biskey部に赤い石=「京都オパール」が設えられ、フライトケースも特製の赤色。さらにはピンクゴールドプレートのネック搭載だったYAS-82ZRED,
ヤマハとしては初のハンドメイドスターリングネック(当時は総銀製ネックは別売りがなく、限定モデルだけの設定でした)が搭載されたYAS-82ZSNM。
と「おお!!」と思わせてくれるものがありますよね。
人とは違った個性を密かに、そして確実に楽しみたい方は限定モデル狙っていって良いのではないでしょうか。
1本あれば一生付き合っていけるような素晴らしいサクソフォンとなってくれると思います。
本日もありがとうございました!
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