こんにちは管理人TAKAです。
映画の中に登場するサックスって意外と多いんです。
が、今回はがっつり主役楽器です。
『BLUE GIANT』は石塚真一さん作の漫画が原作です。
手に取ってご覧になった方も多いのではないでしょうか。
「音が聞こえてくるマンガ」として話題になりましたね!
この原作『BLUE GIANT』が遂に2023年2月17日に映画館で全国公開されました!
管理人もつい先日観てきましたよ。
なんといいますか、ネタバレなしの感想は「あの頃のサックスへの熱い情熱が蘇ってくる」
ですね!
いえ、すべての人に「熱かった日々」を思い出し新鮮な気持ちへと誘ってくれます。
主人公・宮本大(みやもと・だい)のまっすぐな生き方に拍手を送りたくなるような爽快感を覚えました。
若くて熱い!ってのはいいですね。
そして宮本大のセリフ:
オレたち今からジャズをやるんだべ。ジャズを。オレたち死ぬほどカッケーな。
には痺れました。
本気で何かをやる人は、みんな死ぬほどカッコいい。
そんな大切なことを掴みなおした気がします。
ぜひとも映画館で鑑賞くださいませ。ライブハウスでの演奏シーンはまさにそこにいるような感覚になりますよ!
さて!当ブログで扱うからには楽器=サックスにフォーカスしていきます!
主人公・宮本大の劇中使用楽器は・・・
です。
「Super Action 80」はセミビンテージとしてじわじわ人気が出ている楽器ですね。
良い楽器に違いないので管理人もぜひ吹いてみたい一本です。
そして、映画内のサックスの音の正体は・・・?
こちらです!!
奏者は馬場智章さんです。
楽器本体はヤマハが世界に誇る「82Z」シリーズのテナー。
そしてシルバープレートタイプをご使用です。
2018年に新品で入手、ということですから割と大きな設計変更された後のYTS-82ZSかと推定されます。
現在販売中の評判がぐっと良くなった改良後の82Zですね。
肺活量の多い、海外の方、体格の良い方が程よい抵抗感を求めて選ぶことの多いシルバープレートですね。
ヤマハのシルバープレートは音色が良い方向に変わるので世界的に人気が高いですね。
ただ。馬場さんの82Zは市販品とは仕様がけっこう異なり様々カスタムされているようです。
ネックスクリューはYTS-82ZASPにも搭載されていた形状のヤマハオリジナルのスクリューです。
これいいですよね。
何度か楽器店様には要望出させていただいているのですが、
ヤマハさん「ネックスクリュー」一般販売していただけないでしょうか??
さらにはフロントFキーがマークⅥのように「白蝶貝」タイプです。
マークⅥに慣れている方はこの仕様お好きですよね。
*馬場さんの楽器現物見たい方はサックス・ワールドVol.27をご覧くださいませ!
馬場さんはサックス専門誌・サックスワールドVol.27でインタビューに応じておりましたが、
本来の馬場さんの音と演奏から離れて、「宮本大」という原作の人物をイメージして音作りしなおして録音に挑んだようで大変苦労されたようです。
つまり馬場さんが普段出していた音色ではない、と。
そこをあえて初々しい音色と野太さを狙った、ということなのですね。
その甲斐あって劇中では若干18歳の青年が、粗削りながらも堂々と全身全霊を込めて吹いている音が生き生きと再現されていたと思います。
ぜひみなさまスクリーンで宮本大の音をチェックしてみてください!!
ちなみに、この映画にはもう1人サックスの音が出てきます。
そちらのほうの正体は「本間将人」さんです!
艶やかなアルトを堪能ください。
ちなみに。
ブルージャイアントの映画パンフレットは・・・
アナログ盤サイズのパンフレットです!!
コミックスと比較すると大きさがわかりますね。
みなさまいつも当ブログへのアクセス本当にありがとうございます!!
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