渋谷のウインドブロスさんですね。
チャールズ・ベイといえば、やはりリガチャーで有名です。
管理人も1つアルト用のを持っていますが、
抵抗感が増すことなく、ややダークな感じに寄せてくれる高品質なリガチャーです。
オリジナルの美しい彫刻だけでなく、日本をテーマにしたデザインもラインナップしていて見ていても楽しいリガチャーです。
『正確な奏法と基礎知識を学ぶための サクソフォンワークブック』の著者、
Trent Kynaston氏も推薦できるリガチャーの1つにチャールズ・ベイをあげています。
ちょっと鳴りすぎるんだよな・・と思っているマウスピースに合わせるといい感じに調整してくれます。
もちろんメイヤー等の王道マウスピースとの相性も良いでしょう。
1つ気をつけたい点としては非常に材質が薄く、破損しやすいこと、です。
破損しやすいリガチャーといえばハリソンが有名ですが、こちらも注意が必要です。
説明書きのところにネジはきつく締めないで、とも書いてあります。
とはいえ丁寧に扱えば良いのでそこまで神経質になることはないでしょう。
さて、そんなチャールズ・ベイではマウスピースも制作しています。
最近ではすっかり見かけなくなりましたが、5年ほど前ならまだ新大久保界隈の楽器店店頭で見かけることがありました。
そのときはテナーのハードラバーを試しました。背中にパール?が埋まっているモデルです。
その時は、番手のわりにやや抵抗感を感じるマウスピースで、ちょっと吹きにくい印象があり購入は見送りしたと記憶しています。
さて、そんなベイのマウスピースですが、ウインドブロスさんでB級特価販売中です。
ベイのマウスピースユーザーの方はあまり存じませんが、
プロではジェリー・マリガン氏がバリトンで使用していたようです。
他、アルト、テナーの評判は詳しくはわかりません。
デザインを見てみるとオーソドックスなデザインなものもあれば、ハイバッフルのものがあったりもします。メタルのものもありますね。
メタルは近年高額ですから、2万円台半ばで買えるのはありがたい話です。
ハードラバーモデルは¥14000ですね。これはお買い得感があります。
写真のみの判断ですが、外側はつやつやした質感ですね。
内側は削った跡がくっきり残っているモデルが多く、ESMのような印象です。
テナーのときもやや硬質な印象があったので、このハードラバーモデルもやや硬質な音がするのかもしれません。
意外な伏兵がいるかもしれませんし、タイミングが合えば試してみたいところです。
2020年現在、在庫は少なくなり、残るはアルト用のラバーとメタルのみになりました。
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ちなみにこのチャールズ・ベイブランドはマウスピースや小物だけでなく、サックス本体も一応あります。
アメリカの楽器店で何点か見たことがあります。
指買の買が色つきであったり、ベルのブランドロゴが「io」のようにプレートが貼ってあったりと凝ったつくりではありますが、実力は不明です。
おそらくは台湾製なのではないかと思われます。
安ければ試してみたい気もしますが、中古で1000ドルくらいです。
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