Dukoff L7 デュコフ テナーマウスピース

テナー用
本日はボビーデュコフのマウスピースについてです。

ひょんなところから入手したマウスピースがこの「L」モデルです。

 

こちらのモデルは比較的新しい年代のものですが2007年前後頃あったような極端にビークが薄くて、吹くとピーピーキーキーリードミスが出やすいものではありません。

普通に吹けます。

まずはデュコフといば「D」モデルですね。

おそらく日本市場に出回る9割はDモデルでしょうか。

カキーーンとしたステップバッフルから出る鋭いサウンドは多くのコアなユーザーがおりますね。

そんな中でこのデュコフはなだらかなバッフル仕上げです。

 

でもよく見るとチェンバーのほうからティップにかけてぐわっと盛り上がっているのがわかります。

ですので吹いてみるとサウンドはやっぱりデュコフです。

管理人はテナーのデュコフけっこう好きでして、アルトほどコントロールは難しくはないかなと思っております。

 

テナーデュコフはダークな音も実は得意だったりしますし。

 

が。うーん、まぁこのデュコフは個人的にはやっぱり「D」モデルのほうが好みですね。

発音しやすさも「D」モデルのほうがあります。

やはりロングセラーモデルには理由があるのでしょうか。

テナーにそこまで習熟しているわけではないのでなんともいえませんが、「L」は少々ひっかかるような感じがあります。

 

うーん、「D」モデルの上下の音のレンジをコンパクトにまとめた感じ?でしょうか。

超ふきやすい!と感動するような感じでもありません。

メーカとして狙うところは・・・

This is a specialty model mouthpiece that is also characterized by a “darker” sound. It has a very rich and thick sound that shows incredible blend in an ensemble setting.

のようですので、明らかに「D」モデルよりかはマイルド路線を狙って、いい感じにアンサンブルできるよ、といったところですね。

それでもけっこう「デュコフな」サウンドですけどね。

「D」モデルにちょっと飽きてきて、抵抗感とか、くわえた感じを変えずに新しいモノにチャレンジしたい方には良いと思います。

ツボにはまる人にははまってしまうかもしれません。

個人的にはそういう方にはピーターポンゾールとか試してみても面白いと思いますが・・。

ちなみに。

メーカーとしてはオープニングは

「#5, #5.5, #6, #6.5, #7, #7.5, #8, #8.5, #9」と幅広くラインナップしているようですが

日本で正規購入となると「5番、6番、7番、8番、9番」となります。

「L」モデルは特注品扱いではありますが、正規で入れることができるようになっています。

日本での価格は¥33000(税抜)とのことです。

問題はそうなると試奏ができないことになりますが、思い切って試すのも面白そうですね!

本日もありがとうございました!

おなじみ「Super power chamber」は各モデル同じようです。

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