本田雅人氏、といえば・・・当ブログをご覧の方には説明不要のスーパーサイヤ人のような超人でございますが、長年の愛器といえばこれまた「セルマー」ですね。
さらにはファンの間ではお馴染みの「マーク7」がトレードマークでした。
2018年ごろより「マーク6」に乗り換えたりされておられました・・・が!!
直近の「Sax world」誌Vol25、The SAX (ザ・サックス)誌 2022年 7月号では両誌共に、表紙が本田雅人氏が載っておりまして、
注文して届いた本を眺めていたのですが、
「あれ?」
「んんん??こいつはどうしたことだ??」
で、お手元の楽器をよーく見てみると・・・・
本田雅人氏が手にしているアルトは・・・
・・・遠目からでもセルマーじゃない。
ネックのエンブレムと、ネックソケットの形状からヤマハであることがわかります。
そして主にHigh F♯キーの形状からYAS-875シリーズであることがわかります。
(マニアックな視点ですがアルトU字管の補強板がないことから875EX)
そうです。
氏は、YAS-875EX・ゴールドプレート仕様を使い始めたとのことです。
「YAS-875EXG」ですね。
なぜ使用してるのか、最新のマウスピースは?等詳しいお話は誌面に載っておりますのでぜひ参照されてください。
ヤマハの875EXシリーズといえば「クラシック」のイメージがあるかと思いますし、GP仕様の楽器とあらばなおさらですよね。
元々サクソフォンにはクラシック用とか、ジャズ用というくくり(メーカーのコンセプトや狙いはありますが)があるわけではない
ので、結局は好みが合えばなんでもあり、の世界です。
海外では875EXはコンテンポラリー系プレイヤーが使っていることもありますし、875より重さが軽めで良く鳴る875EXが好まれる傾向にあるようです。
例えばコチラ。
Greg Vail氏の演奏です。楽器はYTS-875EXです。
管理人は875EXは友人のアルトを吹かせてもらったことがありまして、当時私が使用していたYAS-82ZULとは音の方向性が違うなーと思ったものでした。
しかしながら、ゴールドプレート仕様はまた別世界でして、
YSS-875EXGなど、ほわわわわーーーーとものすごく心地よく、よい音がします。
あらゆるジャンルで愛される日本メーカーヤマハの875シリーズ、ぜひ一度お試しいただくことをおすすめいたします(^^♪
一度テナーの875EX吹いてみたいと長らく思いつつ、仕事忙しくなかなかチャンスない管理人でした。
本日もありがとうございました!!
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