Meyer 5MM メイヤー アルト ジャズアルトの定番【後編】

アルト用
それではメイヤー5MM「後編」です。
meyer alto sax mouthpiece

箱の記載を確認してみましょう。

メイヤーはアルトだけ?テナーとしてはどうなのでしょう?

実はテナーでも意外と優れた実力者らしいのですが、管理人は吹いたことがないため直接ご紹介することはできません。

周囲でも使っている人をほとんど見かけません。

評判によれば適度にダークだけれど、オットーリンクラバーより鋭くも吹けるマウスピースだそうです。

興味ある方はウインドブロスさんに置いていたりしますので試してみてください。

やはり最も王道なのはアルトにおいて、だと思います。

ジャンルは?何が最適でしょうか?

王道はジャズですが、クラシックでも吹く人はまれにいますし、ポップスでも、ファンクでもいけます。

フュージョンであればグローバーワシントンジュニア渡辺貞夫さん、ファンクでは渡辺ファイアーさん、また、元晴さんもアルトではメイヤーですね。

挙げだすと切がないのでこのあたりにしておきます。

様々な方向性のプレイヤーに支持されていることからも幅広いジャンルで使用可能でしょう。

新しいメイヤー(現行品)は良くない、という噂も聞きますが・・

管理人が楽器をはじめた頃からすでにメイヤーの新しいものはダメだと言われていました。

正確には個体差(製品の仕上げのばらつき)が大きく、自分にとって吹きやすいものにあたる確率が低くなっている、という意味だと思います。

確かに最初のメイヤーを買って1年ほどして別のものをスペアに買いにいったとき、同じように鳴る個体はありませんでした。

どうしてなのかは良くわかりません・・・。

最近は違うと思います。良くなる個体が多くなってきたように感じます

以前アクタスでメイヤーの選定品を出していたころ、本田雅人さんが最近のメイヤーは品質が良くなったと思うとおっしゃっていたように記憶しています。

もちろん企業努力はしているでしょうし、いつまでも品質の問題をほったらかしにしておくとも思えません。

入荷の時期によるばらつきはあると思うので、良い物に出会えたときに抑えておく方が良いでしょう。

メイヤーはどこで買えば良いのでしょう?

基本的には店頭での試奏を経て購入することをおすすめいたします。

インターネットでも問題はないのですが、可能ならば多少時間と交通費をかけてでも複数本の中より選んだほうが後々良いと思います。

ヤフオクやイーベイで購入する方法もありますが、一種の賭け(笑)ですので、最初のうちはあまり手を出さないほうが無難かもしれません。

それはそれで面白いのですけどね。

オークションでぽちっと買ったものの、結局手元に残らない・・・ということが管理人は多々ありました。

ネットの場合は自分で状態を確認して判断するほかありません。

そのときの参考となる管理人なりのポイントは別の機会に紹介いたします。

また、管理人は利用したことはないのですが最近では「SAXmen」さん等、選定品を販売する店舗が出てきているようですね。

迷う場合は検討してみても良いかもしれません。

これから購入をご検討されている方はお店に行って、

「メイヤーの5MM(ごーえむえむ)を試してみたいので何本か出してもらえますか?」と相談してみましょう。

ぴったりのマウスピースが見つかりますように。

左から、6MM,6MS,6SM,5MMです。見た目では違いはわかりにくいですね。見にくくてすみません。

それでも時間的余裕や、近くに試奏可能な本数が揃う店舗がない場合はプロ奏者による選定品を購入する、という手段があります。もちろんそれでも自分に必ずフィットするとは限りませんが経験豊富なプロの選定品はやはり違います。管理人も数本持っておりますが、良く鳴るのでずっと手元に残っております。おすすめの特集があれば改めてご紹介いたします。

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