H.Selmer Paris Axos セルマーの新型テナーサックス誕生。

サクソフォンにまつわるコラム
本日はセルマーのニューフェイス アクソスのテナーについてです。

 

以前からセルマーパリからアナウンスがあったとおり、1月14日(現地時間)に公式に発表がありました。

 

輸入元の野中貿易さんのサイトにも公式にラインナップとして登場しましたね。

 

やはり・・・というか予想どおりアクソスのテナーサクソフォンでした。

 

アクソスが数年前にリリースされて以来テナーは空白のポジションでしたから期待どおりといえば期待どおりですね。

 

その他、セルマーマーク2021の登場か!?

いや、マーク8の登場だ。

 

などなどロマンあふれる憶測が飛び交っていましたが落ち着くところに落ち着いた感じ、といった印象です。

 

早速、プレイ動画がアップされております。

 

イタリアのサックス奏者、マックス・イオナータ(Max Ionata)氏の演奏ですね。

 

彼のセットアップは、

 

マウスピース:ナバーロ・マエストラ(navarro maestra)7☆
*バリの可能性もあり
リガチャー:ロブナー
*リードはリゴッティ

マックス・イオナータ氏の愛用楽器はマーク6でしたが、アクソスも使っていくのでしょうか。

 

やはり楽器としてまず新しいのでマーク6とは当然ながら別物、そして音も少々軽めのような印象がありますが、それでも低音が深みがあって管理人は好きです。

 

スペックとしては以下のとおりでして、

キー:B♭
音域:Low B♭/High F#
メタル製レゾネーターつきレザーパッド
樹脂製サムフック
軽量化したネックソケット
管体に、はんだ付けした譜ばさみ(ライヤー)装着部
アクソス限定の“S”ネックオクターブキー
アクソス限定の彫刻デザイン
アクソス テナーサクソフォン用に開発されたゴールドラッカー
S80 C*マウスピース付属
Tenor Axosケース付属
出典:野中貿易ホームページ

 

専用の仕様、といいますかコストを抑えるために当然ながら仕様変更がされています。

 

 

ラッカーもいままでの色とは異なるようですね。

 

とはいえセルマーは時期によって現代の楽器でもラッカーの色はちょくちょく変わるのでなんともいえませんが。

今のところシルバープレート等の仕様は用意がないようです。

 

セルマーの公式サイトでははっきりと

 

「Entry-level professional saxophone」

 

と謳っています。

 

ジュビリーシリーズよりも手軽に本格的な演奏と音を長い間楽しめますよ、ということのようです。

 

海外でははっきりと楽器をレベル別に区分けして売っていることが多いので位置づけが分かりやすいですね。

 

で、気になるお値段は、メーカー希望小売価格530,000円(税抜)。

 

ヤマハのYTS-875,YTS-875EXが希望小売価格535,000円(税抜)ですので、

良いところついてきましたね。

 

実売価格は税込みで500,000円ほどになることが予想されます。

 

楽しみなテナーの登場にわくわくしますね!

 

本日もご覧いただきありがとうございました!

 

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