*レビュー記事ではないのでネタバレはありません*
サクソフォンは映画を彩を与えたり、ときには主役になることもある楽器ですね。
今回は『トイ・ストーリー』や『リメンバー・ミー』で有名なピクサーが製作した
映画『ソウルフル・ワールド』にサックスが登場します。
<公式 予告編 YouTube より>
『ソウルフル・ワールド』は原題は『Soul』ですから魂・・ですね。
公式ページの物語紹介を見てみますと、
もしも、この世界とは違う“どこか”に、「どんな自分になるか」を決める場所があったとしたら…?
ニューヨークに住むジョー・ガードナーは、ジャズ・ミュージシャンを夢見る音楽教師。
ある日、ついに憧れのジャズ・クラブで演奏するチャンスを手に入れた直後に、運悪くマンホールへ落下してしまう。彼が迷いこんだのはソウル(─魂─)たちが暮らす世界で、彼自身もソウルの姿に…。そこは、ソウルたちが生まれる前に、どんな性格や興味を持つかを決める場所。でも、22番と呼ばれるソウルだけは、人間の世界が大嫌いで、何の興味も見つけられないまま、もう何百年もこの世界にいた。
まるで人生の迷子のように生きる目的をみつけられない22番と、夢を叶えるために何としても地上に戻りたいジョー。正反対の二人の出会いは、奇跡に満ちた冒険の始まりだった…。出典:disneyplus.disney.co.jp ディズニープラス 公式ページより
とあります。
ソウルの世界に迷い込んだ「音楽の先生、ジョー・ガードナー(Joe Gardner)」を中心に物語が展開していくわけですが、
大御所Jazz奏者のドロシア・ウィリアムズ(Dorothea Williams)という人物に出会います。
Presenting the Dorothea Williams Quartet from Disney and Pixar’s Soul. 🎹🎷🥁🎻 Streaming only on #DisneyPlus this December 25. #PixarSoul pic.twitter.com/TkF5qVmPHg
— Walt Disney Studios (@DisneyStudios) November 20, 2020
*Walt Disney Studios公式ツイッターより
このドロシアはサックス奏者なのですが、このサックスの音をあてているのは・・・
「ティア・フラー(Tia Fuller)」さんです。
動きともリンクしてカッコイイ演奏を聴くことができます。
そして。
ティア・フラーさんといえば。
ヤナギサワですね!
彼女のセッティングは、
です。
最近アルトはA-WO1かな?アンダースラングタイプではないネックを使用していたりするのもたまに見かけますね。
ヤナギサワの音はなんといいますか、ヤナギサワにしか出せないオリジナリティを持っています。
アルトは柔らかく、そして艶やかで、ハイバッフルのメタルマウスピースと組み合わせてもエッジが立ちすぎることなく、程よい加減で調和してくれます。
ティア・フラーさんの音はCDでもヤナギサワらしい、美しい優しさを持った音が出ていると管理人は感じます。
普段サックスをよく聞く人でなくとも「ああいい音だなぁ」と思うでしょう。
映画の中の演奏自体は3分ほど?でしょうか。そんなに長くはないのですが、いつもながらピクサーの美しい映像表現とジャズを堪能できます。
サックス知らない人から見ると、まさか日本製の楽器が鳴っているとは思わないでしょうね。
もっとたくさんの人にヤナギサワサックスの魅力を知っていただきたいですね。
サックスの演奏シーンにぜひご注目を!
本日もありがとうございました!
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