メタル以外のマウスピースといえばほとんどが黒ですが、ホワイト(正確にはクリーム色っぽい)のものもあります。
メイヤーをずっと使ってきたけどそろそろ方向性変えて試してみたいなーと思うことありませんか?
そういうときに最適な1本です。
このL4Sは実に穏やかでソフト、音量はメイヤーと比べると抑えめになりますが大変吹きやすいマウスピースです。
「L」=ラージボア、「S」=ショートフェイシング、という構成になっています。
なかなかメインでお使いの方は少ないのですが主力で使っても十分耐えうるものと思います。
地味ですが名品ではないでしょうか。音も良いです。
メイヤーとはまた異なるホワイトノイズののった心地よいサウンドかつコントローラブル。
バランスにも優れたマウスピースと言えるでしょう。
メイヤーをずっと使用してきて他の方向性も試したい場合、良い選択肢だと思います。
マウスピースの開きですが、ビーチラーの4番はメイヤーでいうところの5番ほど。
メイヤー5番ご使用の方は「トナレックス4番」あたりが同じような抵抗感で吹けると思います。
管理人は1つ上の開きを求めてL5Sにしようと何度か試奏したことがありますが、他の様々なモデルと比べて明らかに番手があがったときの抵抗感の増し方が強いと感じます。
メイヤーの5番→6番のようなステップアップではありません。一段飛ばしのような感覚でした。
たまたま管理人のあたったものがそういう個体だった可能性もありますが。
公式のオープニング数値では5番でメイヤー6番あたりなんですけどね。
数値だけではなんともいえないのがマウスピースの面白いところです。
ご承知の方もおられると思いますが、音の路線としてはビンテージとして人気の高いブリルハートトナリンでしょうか。
管理人もかつてトナリン持ってましたが傾向は似ていました。
音量はトナリンのほうが出ていたと思います。どちらも使いやすかったですが、現代ではトナリンは状態の良いものがなかなかないと思いますので、トナレックスが方向性としては似ているのでトナリンお好きな方は合うかもしれません。
ジャンルとしてはやはりジャズだと思います。
4番のオープニングですと、ビッグバンドで使用するには埋もれてしまう可能性もあり、コンボ系でしょうか。
幅広い活躍が期待できる一本です。当ブログとしてもおススメの1本です。
ひとまずトナレックスに変えて合わせにいくと、「あれ?マウスピースかえた??」と最初に言われると思いますよ。ぜひお楽しみに(笑)
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