ヤナギサワ「Kzシリーズ」ネック 人気すぎて発売延期に!?

サクソフォンにまつわるコラム
今回はヤナギサワの新型ネックについてです。

ここのところヤナギサワさんは「Yany BooStar」発売してセッティングのバリエーションがどんどん豊富になったりとかなり攻めている印象がありますね。

 

そして、今回は「Kzシリーズ」のリリースですね。

 

出典:https://www.zen-on.co.jp/

特徴としては、アッパースタイルネックに標準のものと比してより主張の強いネックプレートと

その上にもう1枚(ストⅡ・ガイルのソニックブームみたいな)三日月形のかっこいいプレートが入っているんですね。

管理人もお世話になったソニックブーム。 ←タメからのパンチボタン。

製品の説明では「パワフルな鳴りとリベルタスな感覚が新境地へと誘う」とありますが、まぁこれは吹いてみないとわかりませんね。

リベルタス・・・新しい単語ですね。管理人もは初耳で知りませんでした。

ラテン語では「自由」を意味するようですので、より自由な吹奏感、といった具合なのでしょうか。

ネックのプレートはあったほうが良いかどうかは個人好き好きですので、

どちらが良いということではないのですが、ヤナギサワの901や902に搭載されていたスタンダードスタイルネックには長くプレートがついていない時期もありました。

個人的にはプレートありのほうがなんといいますか狙いが定まりやすくなり好みではありました。

今回は1枚ある上に重ね張りしてきましたね。

これは独創的で大変興味深いアイディアですよね。

もう1枚!!とは思いつかなかった・・・と。

キャノンボールはネックプレートの上に石を貼り付けて重みを増していますから方法は異なれど狙っているところは似ているのかもしれません。

近年ではゴツめのネックスクリューだったり、リーフレックのようにネックやマウスピース周辺にトッピングすることで思った感覚に近づけるのも流行っておりますのでその流れもあるのでしょうか。

この「Kzシリーズ」ネック、人気すぎて予約のオーダーがたくさん入った影響で発売が延期となっております。

いやーすごいですね。

ヤナギサワのネックは(本体も、ですが)ハンドメイドなのでどうしても生産能力には限界がある、という側面もあるでしょうけれど。

発売が待ち遠しいですね。

ブラス製、ブロンズブラス製、シルバー製の3種類 出典:https://www.shimamura.co.jp/

本当に2020年~2021年にかけて大物の登場が相次いでいますね!今後のヤナギサワにますます期待大ですね。

ちなみに私事ではありますが管理人TAKAのメインアルトは「ヤナギサワ」です。

ヤマハでもない、セルマーでもない、なんともいえない使い心地の良さと、吹奏感が気に入っております。

ヤナギサワユーザーの方々がこのネックをどう使っていくのか、注目の新製品です。

 

 

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