キャノンボールサックスはもう25周年になるのですね。
おめでとうございます。
管理人がサックスをかじりはじめたころはまだアマチュアではキャノンボール使っている人は少なかったですが、今ではあちこちで見かけるようになりました。
最近のキャノンボールの特徴として「彫刻に力を入れている」ことがあげられます。
アメリカンビンテージサックスを見ると実に多様な彫刻がありましたね。
Martinとか、Buescherとか。
王道はお花系の彫刻ですが、もっと彫刻って各社色々あると楽しいだろうなと考えておりました。
個性を積極的に評価するアメリカらしさの表れでしょうか。
とりわけキャノンボールサックスの彫刻は繊細で、カッコイイのです。
思わず手に取ってみたくなるような・・・ケースにしまうのがもったいないような作品の数々です。
さて!25周年記念モデルがリリースされるとの情報が入ってきました!特徴は・・・
という特別仕様で、アルトとテナーのみ、ビッグベルストーンシリーズでの展開になります。
注目すべきは、ネックと、ベル・・。
ニッケルシルバー製ですからカイルベルト Keilwerth SX90Rシャドウの仕様がキングスーパー20のように採用されている、という感じですね。
ニッケルシルバーはけっこう軽い感じで良くなります。
SX90Rシャドウを試奏したときには見た目とは裏腹にスコーーンと軽やかな鳴りに一時期購入を悩みました。
エッジも立つようになりますね。フュージョン系とマッチしそうです。
真鍮とは明らかに吹奏感が変わるので影響は大きいものと思われます。
またスクリューはネック・ライヤーともにチタン製となっています。
近年「ヤフオク!」等でもアップグレードパーツの1つとしてチタン製のスクリュー販売を見かけますね。
材質が固めで重めのものを装着するのがここのところ流行っていますし、管理人もその効果は良い意味で大きいと感じています。
引き締まったサウンドが魅力のキャノンボールサックスですがさらにギュッとフォーカスしたサウンドになるのではないでしょうか。
チタンの材質が固いのでキャノンボールの特徴の1つであった三角形「△」の抜き穴はないですね。
すっかりおなじみになった準宝石ですが、今回はスネークスキン ジャスパーという鉱物です。
赤っぽい模様が蛇の表面の雰囲気に似ているからこのような呼称になったのだとか。
色合いも、彫刻も只者ならぬ雰囲気を漂わせるには十分ですね(笑)
うーん、けっこう気合入っているモデルですねコレは。
アメリカでは3月より発売予定の記念モデル、日本での登場を楽しみにしたいところです。
本日もお読みいただきありがとうございました!
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