管理人の長らく愛用していたソニーの「MDR-Z500DJ」というモデルが壊れまして。
ところが後継機種はもうないんですね。
国内には・・・。
少し前まではMDR-ZX650という機種がありましたがそれも既に販売終了。
Z500-DJは「びよよーん」と伸びる固定電話機のコードのような線が特徴でして、DJ用なので程よいホールド感もありズレにくくかなり気に入って使っておりました。
最近ではBluetooth式のヘッドフォンも普及したのでそちらでも良いかと思ったりもしますが、あくまでも今回は「Z500-DJ」の後継探し。ということにこだわってみました。
もうないのか・・・と半ばあきらめていたところ。
そこで白羽の矢が立ったのは「MDR-V55」というモデル。
海外専売モデルでアメリカにはまだ在庫があります。
基本的に骨格は似ているようですね。
折り畳み機能も残っているようですし、耳によくフィットする仕組みも一緒に見えます。
価格は$58、日本円で¥6000ちょっとです。
さらに輸送費も込みで、おおよそ¥8000円ほどになります。
アメリカではわりとポピュラーなようでして、Amazon.comでの評価も上々です。
なかなかのレビューの数ですね。
あちらでのSONY製品に対する評価の高さがうかがえます。
気になるのはコードの形状変更ですね。
おそらくより日常ユースに適したものへと変えたのでしょう。
コードの長さも短くなって街中で使うには都合がよくなっております。
日本ではあまり見かけませんが、けっこうあちらではゴッついヘッドフォンしたまま歩いている方見かけますよね・・・。
ということで取り寄せいたしました!
こちらです。
海外仕様のパッケージングですね。
ヘッドバンド部分はZ500そのままです。これは嬉しい。
早速つないでみると・・・
おお・・・なるほど。
結論から申し上げますと、けっこうイイです。
うーん、この値段とスペックなら日本でも売ってほしいところですね。
中高域のバランスを程よく保ちながら低音がぐぐんと出てきますね。
低音に関してはZ500より明らかに出ています。
奥行きのある低音の出方なのでSONYお好きな方には好印象だと思います。
コードは断線しにくいいわゆる「きしめん」構造。
ほそく、平べったくなっています。
同時にコードが赤色に変更となりデザインにアクセントが加わっていますね。
できれば電話機くるくる仕様(カールコード)は残してほしかった機能だったなと管理人は思います。
1つ気になる点は、ちょっとバンドの締め付けが強め。
ずっとしていると耳が押されて痛くなるかもしれません。
それを差し引いても、「MDR-V55」良いヘッドフォンだと思います。
普段使いにリスニングでもいつもより躍動感ある音で楽しめるでしょう。
ちょっとサックスからは話がそれましたが、お読みくださり誠にありがとうございました。
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