THE SAXといえばサックスの専門誌として先日100巻目をめでたく達成した雑誌です。
現「サックスワールド」さんが「サックス&ブラスマガジン」等一時期金管も扱っていたことからも長らく続くサックスに特化した雑誌ですね。
両誌とも管理人は長らく愛読し続けております。
来日公演したアーティストのインタビューや、国内外のプレイヤーの使用楽器情報(←気になりますね)新製品情報が嬉しいところです。
付属のCDも楽しみポイントの1つです。
バックの音がなくプロのサックスの音だけ聴くことができたり、レッスンと連動していたり、普通のCDでは味わえない楽しみがあります。
さて、102号の表紙を飾るのは武田真治氏です。
武田真治さんといえばストイックすぎる筋トレが一躍有名になりましたが、サックスを吹かれることでも知られていますね。
「徹子の部屋」等でも黒柳さんに演奏を披露していたことを楽しく拝見させていただきました。
豪快にブローする演奏スタイルは穏やかな口調とは対照的で実に情熱的です。
ご使用の楽器はセルマーマークⅥとヤナギサワのシルバーソニック、のはずですが、最近TVでおみかけする際にはアルトはヤマハのブラックラッカーをご使用のように見受けました。
彫刻のデザインなどからヤマハであろうかと思います。
(ヤナギサワも一時期特注仕様でありました)
YAS-82ZBですかね。
ブラックラッカーの楽器は色が黒いから、というわけではありませんが音色がダークな傾向になります。
ヤマハの場合はラッカーが通常のラッカーより厚めにかかっているので吹奏感にも変化がでます。
数の少ないブラックラッカーではありますが、
プロではパキート・デリベラ氏が「ヤマハ・YAS-875B」、浅井良将氏がシリーズ2のブラックラッカーアルトですね。
浅井さんのアルトはいい感じにラッカーが剥がれビンテージ感が出ております。
なんともいえない枯れていて、かつ艶やかな最高のサウンドを奏でてくれます。
セルマーのブラックラッカーは重ね塗りではないためか、といいますかセルマーの楽器自体がそもそもラッカーを薄めにかけているようで早く剥がれてきます。
それが良い!という人もいれば嫌な人もいるので好き好きですね。
話は戻りますが「THE SAX 102号」管理人も注文しました。武田さんのお話楽しみです。
100号のときもそうでしたが、最近のTHE SAXは在庫がなくなるのが早いような気がしています・・・。
100号のときはすぐに売り切れてしまい、探すのにちょっと苦労してしまいました。
現在は100号記念号、在庫戻ってきていますね。
発売後、次巻が出ると入手しにくくなりますのでご興味ある方は今のうちにどうぞ。
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