ヤマハ YBS-82 ついに登場したヤマハバリトンの82シリーズ。THE SAX 1月号 Vol.103号にて大特集!!

サクソフォンにまつわるコラム
本日はYBS-82についてです。

数か月前から情報は流れておりましたが、ついに本格お目見えとなりそうですね。

日本国内発売日は2020年12月19日と決まりました。

遂に登場。YAMAHA YBS-82

バリトンサックス久しぶりの大物の登場に当ブログとしてもスルーするわけにはいきません・・・。

長らくヤマハのバリトンの頂点はYBS-62が君臨してきました。

最初に世に82Zシリーズがリリースされたのは2002年。

そこから遅れること9年でYSS-82Zが待望のソプラノとしてリリース。

さらに9年、実に最初の82シリーズアルトからは18年もの歳月が流れたわけですが、それだけにバリトンの開発は大変な苦労があったようです。

途中幾度となく、82のバリトン開発してるらしいよ?と聞くことはありましたがもう出てこないかと思いました。

詳しくはヤマハ開発者のインタビューがTHE SAX vol.103号に掲載されておりますのでご参照ください。

とりわけ新型開発が困難を極めた・・・というよりむしろYBS-62の素性の良さ、性能の高さがありそれを超えるものの開発が難しかったようですね。

確かにヤマハのバリトン62はアメリカのスタジオミュージシャンの間でも愛用者が多いようです。

価格は希望小売価格が115万円(税抜)です。

普段テナー以下のサックスしか吹かないのでバリトンって高いなぁと思ってしまいますが、

雑誌中では田中靖人さん、谷中敦さん、そして竹村直哉さん、といった面々がYBS-82について語り価格に相応しい出来栄えであると太鼓判を押しております。

管理人は普段バリトンを吹かないので・・・プレイヤー目線では言及しきれませんが、ざっと眺めたところで目に付く改良点は、

◆バリトンにカスタムネックが適用されたこと(V1、E1、C1がラインナップ)
◆ネックソケット部には洋白材が使用されたり、
◆ベルは1枚取りが新採用になったり、
◆興味深いことにYBS-82の後に英字がつかない、こと。

もちろんシルバープレートの設定もあります。

てっきり型番に82Zをつけてくるかと思っておりましたが、ヤマハ社内で闊達な意見交換があり「82」という名前に決まったようです。

このあたりの内容も開発者インタビューに出ております。

さらにはこれを踏まえて、バリトンサックス各メーカー吹き比べ特集も出ております。

THE SAX 1月号 Vol.103

管理人はこの手の特集が大好きでして、プロ奏者が一気に吹き比べしてくれるのは大変参考になりますし、比較や購入する際の目安になります。

ご興味のある方はぜひ一度THE SAX vol.103号読んでみてください。

ちなみに毎号付いてくる付録のCDには松田靖弘氏による模範演奏が収録されております。

サンボーンのナンバーも吹いておられますが、以前サンボーンの教則本出しておられたように流石の演奏でございます。

またカラオケ音源としてもカッコよく大変優秀です。

管理人は「itunes」に入れてカラオケ音源聴くのが好きなので重宝しています。

今回もお読みくださりありがとうございました!

 

 

 

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